足関節捻挫

  • スポーツや転倒などで足首を捻った
  • 足首をグルグル動かすと痛い
  • 足首がグラグラしてる感覚がある
  • スポーツで頻繁に捻る
  • 足首を強化したい

足関節とはスネの骨(脛骨・腓骨)と足根骨から構成され、関節周囲には骨だけでなく、筋や靭帯などがあり骨と骨を繋ぎ関節を動かしたり支えたりします。

転倒や着地の際に過度の捻転力が加わった状態で発生するのが足関節捻挫です。

その際に靭帯が(部分・完全)断裂したり、筋の損傷で出血などが発生し腫れてくることが多いです。

足関節捻挫を放置してしまうと? |札幌市豊平区 福住整骨院|整形外科が運営する整骨院 | 土日営業

捻挫の分類

Ⅰ度・痛みや腫れは軽度 靭帯の微小損傷(伸びた状態)

Ⅱ度・痛みや腫れはあり 靭帯の部分断裂 関節の不安定性はあまり無い

Ⅲ度・痛みや腫れは強い  靭帯の完全断裂 関節不安定性がみられる

 

※場合によっては、靭帯の付く骨が剥がれ剥離骨折など発生することもあります。

※捻挫を軽視して放置しておくと、関節に負担がかかり年齢を重ねた際に変形性関節症になることもあります。

福住整骨院での足関節捻挫への考え方|札幌市豊平区 福住整骨院|整形外科が運営する整骨院 | 土日営業

【捻挫に対しての処置】

固定(患部の安静で損傷部位の負担軽減)

物理療法(炎症を抑え、鎮痛効果があります)

関節可動域訓練(固定後、関節が硬くなるので少しずつ動かしていきます)

運動療法(足関節周囲だけでなく身体全体も評価し、再発予防を目指します)

以前は怪我をした際はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)が原則として使われていましたが、現在ではPOLICE処置【保護(Protection)・最適な負荷(Optimal  Loading)・冷却(Ice)・圧迫(Compression)・挙上(Elevation)】を参考にしています。

Q&A|札幌市豊平区 福住整骨院|整形外科が運営する整骨院 | 土日営業

Q1.どのような状況で足首の捻挫は起こりやすいですか?

A.競技中が多く、日常生活でも重心が傾いた際に足だけで支えようとし、「グギっと」捻挫をしてしまうケースが多い印象です。また、足首では内がえし(内側に捻る)時の強制が多く、外側側副靭帯の損傷を伴う場合もあります(特に多い損傷が前距腓靭帯となります)

 

Q2.足関節捻挫に似た疾患はありますか?

A.鑑別疾患として、第5中足骨基部骨折、二分靭帯損傷、足関節外果骨折などがあげられます。

おそらく捻挫だろうと安易に判断せずに、骨折の可能性も否定できないためしっかり医療機関での検査をお勧めします。

執筆者:柔道整復師(2006年取得)/鍼灸師(取得2012年)
福住整骨院 院長 北川 修

福住整骨院 代表 北川 修

福住整骨院は、福住地域の皆さまはもちろん、豊平区全域の方の健康や幸せを創る整骨院でありたいと思っています。
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