弾発股
- 股関節が痛い
- 股関節を動かすとひっかり感がある
- 股関節を動かすとコキッポキと音がなる
- 股関節が動かしにくい
- 長時間歩いたり走ると股関節周辺が張ってくる
弾発股とは│札幌市豊平区 福住整骨院│
股関節を動かしたときに引っかかり感や「パキッ」「ポキッ」と音がなる状態を弾発股といいます。
弾発股は関節外型、内型、関節内型にわけられます。音が聞こえる多くは外型です。
内型は軟骨のすりへり、股関節の骨形態の異常(大腰筋収縮時)などにより起こるといわれています。※ここで言う大腰筋の収縮というのは、短縮・伸張どちらも意味します。
関節内型は、股関節の深部で音が鳴り痛みを伴います。原因としては、関節唇損傷や関節内に小さな骨片(遊離体)、股関節のインピンジメントが考えられます。
外型の音がなる原因は股関節周りの靭帯や腱が動いた際に、引っかかり音がします。
特に多いのが腸脛靭帯という靭帯です。
運動や強い負荷での使いすぎ・年齢を重ねた筋力低下・日常の悪いくせや不良姿勢などが影響しているといわれています。
そして身体のバランスが崩れ、歪みがあると筋肉が固くなり柔軟性が低下し、靭帯がスムーズに動かせなくなり、不安定感や引っかかり感を生じます。
弾発股が原因で症状を放置してしまうと? | 札幌市豊平区 福住整骨院
動かしたときに音や引っかかり感はあるが痛みを感じない場合もあります。
そのまま股関節を繰り返し使い続けていると滑液包炎を起こし痛みがでることもあります。
滑液包とは、筋または腱と骨との間にあり、運動時にこすれる部分で摩擦を少なくし、衝撃を吸収する役割があります。
炎症が起こることを滑液包炎といい、炎症すると腫れや痛み、圧痛が起こることがあります。
初期では日常で支障がなくコキッ、ポキという音だけや軽度の引っかかり感くらいでも、悪化すると股関節の変形・強い痛み・身体のバランスが崩れ股関節以外の膝や腰などにも負担がかかり痛みがでてしまうこともあります。
福住整骨院での弾発股に対する考え方 | 札幌市豊平区 福住整骨院
症状が強い場合はお早めに整形外科を受診して下さい。
福住整骨院では状態にあった施術を考えていきます。
※強い痛みなどの症状は、負荷がかかっている行動(スポーツ活動も含め)を制限または中止させていただく場合もございます。
股関節に影響のある日常生活での行動は、生活指導を行ない負担の少ない範囲で生活を心がけていただきます。
施術では手技療法や運動療法を中心に行ないます。お身体の状態によっては物理療法も検討しますが、状況・状態によっては行えないこともあります。
最初のカウンセリングで詳しく聞き、施術の内容を判断していきます。
自宅でも行えるストレッチング、身体のケアをお伝えし再発予防を目指していきます。
Q&A|札幌市豊平区 福住整骨院|
Q1.どのような方に弾発股はなりやすいですか?
A.外側型:ランナーやダンサーなど、股関節の屈伸運動が多い方など
内側型:ダンサーやサッカー選手、骨盤の前傾が強く腰を反りやすい方など
関節内型:スポーツ選手では、サッカー、バレエ、体操、フィギュアスケート、ランナーなどに多いと言われています。また、先天性により臼蓋が浅い状態だと関節内のストレスが増加し、関節唇損傷を引き起こしやすくなります。
Q2.自分がどのタイプか分からないです。
A.おっしゃる通り、ご自身で自分がどのタイプかを判断するのは難しいと思います。
まずは、専門の病院(整形外科)を受診し、適切な診断を受けてください。
その上で、整骨院としてもできることがあるかもしれません。手技療法・運動療法を中心に一緒に原因を追究できればと思います。