この道に進んだきっかけ
子どもの頃、「骨端症」という成長期に起こる骨の病気になりました。
何度か近所の整骨院に通ううちに「一人で行ってみる?」と親に言われ、小さな体でお金を握って整骨院へ向かったことを覚えています。
治療を受けて、お金を払って、家に帰る。初めてのおつかいのような感覚…。
その時の「一人でできた」という達成感と、整骨院という場所の安心感が、どこか心に残っていたのかもしれません。
その後も大きな怪我はなかったものの、肉離れや交通事故などで通う機会があり、整骨院はいつも自分にとって身近な存在でした。
進路を決めるタイミングで、漠然と「人の役に立つ仕事がしたい」という思いがあり、担任の先生から勧められたことも重なって、この道を選びました。
現在は福住整骨院で働きながら、同じ道を目指す専門学校の学生に非常勤講師として授業も担当しています。
整形外科での経験から
資格取得後は整形外科に勤務し、リハビリ室で外来の患者さんを担当していました。
そこで学んだのは、「見極める力」の大切さです。
整骨院で対応できる症状なのか。病院で検査や診察が必要なのか。
その判断ひとつで、患者さんのその後は大きく変わります。
だからこそ今も、「自分たちにできるかどうか」ではなく、「その方にとって最善は何か」を基準に考えることを大切にしています。
教える立場になった理由
専門学校で講師を務めるようになったきっかけは、同期の存在でした。
一緒に勉強していた仲間が教員になり、その姿を見て「自分も挑戦してみよう」と思ったのが始まりです。
現在は、保険制度(健康保険・労災・自賠責など)の授業を担当しています。
教える立場になった以上、制度の変更や法律の改定を曖昧にしておくことはできません。
「去年と何が変わったのか」を常に確認し、最新の情報を押さえることを心がけています。
その知識は、福住整骨院での現場にも活きています。
交通事故や労災で来院される方にとって、「どういう流れになるのか」「費用はどうなるのか」は大きな不安要素になるかと思います。
制度を正しく理解し、分かりやすく説明すること。
そして、その方にとって最適な選択を一緒に考えること。
教員として培った知識と視点が、患者さんの安心につながっていると感じています。
施術で大切にしていること
いつも心がけているのは、患者さんが本当に話したいことを、できるだけ引き出せるよう努めることです。
同じ質問でも聞き方ひとつで答えは変わります。
本当に困っていることは何か、何に不安を感じているのか。
そこに近づけるよう丁寧に耳を傾けることを大切にしています。
印象に残っている言葉
「先生の顔を見たら安心する」患者さんからそう言っていただいたことがあります。
特別な治療をしたわけではありません。
でも、安心してもらえる存在になれているなら、 それはとても嬉しいことです。
プライベートの過ごし方
休日は子どもと過ごす時間が中心です。子どもがバレーボールの少年団に入っているので、休みは一緒に体育館で練習をしています。
夏はバイクも楽しんでいます。
日々の楽しみとしてお酒も好きで、最近はウイスキーを嗜んでいます。(日本酒も好きですが、体型を気にして控えめにしています)
患者さまへ
小さな不調でも、遠慮せずご相談ください。
「これくらいで行っていいのかな」と迷われる方もいらっしゃると思いますが、ささいな痛みや違和感の段階だからこそ、早めに整えることで大きな不調を防げることもあります。
まずは気軽にお話しいただければと思います。


