足底腱膜炎
- 起床時、最初の歩き始めで強い痛みがある
- 踵や土踏まずに痛みがある
- 運動後や動作時に痛みがある
- つま先立ちが痛い
- 足うらを押すと痛みがある
足底腱膜炎とは、足裏の皮膚の下にある厚い丈夫な組織を足底腱膜といい、その足底腱膜で炎症が起こることを足底腱膜炎といいます。
足底腱膜の役割
・歩行中の地面からくる足への衝撃を吸収します。
・足裏の縦アーチ(土踏まず)の構造を保持します。
・歩行時の蹴りだしをサポートします。
足底腱膜は歩行時に、踵接地で圧迫力、つま先の蹴りだしで牽引力が働き安定した歩きができます。
足底腱膜炎が起こる原因
スポーツ・運動、長時間の歩行・長時間の立ち仕事、足に合わない靴、体重増加、足の筋力低下・柔軟性の低下、加齢による足底腱膜の柔軟性低下などがあげられます。
このような日常の生活で、足底腱膜に繰り返しのストレス(圧迫力と牽引力)や、繰り返しの過度な負荷により炎症が起こるとされています。
足底腱膜が起こる原因は1つだけとは限らず、足の柔軟性が低下している中で負荷の強いスポーツをするなど、色々な要素が重なり症状が出ることもあります。
足底腱膜炎を放置してしまうと?│札幌市豊平区│福住整骨院
足底腱膜炎は放置すると悪化し、慢性的な痛みに悩まされることになります。次のような理由で症状が長引くことが多いです。
1. 適切な施術を受けていない
湿布や痛み止めだけで済ませてしまうと、根本的な原因が解決されず、症状が改善しにくいことがあります。
2. 無理な動きを続けてしまう
痛みがあるのに無理に歩いたり走ったりすると、足底腱膜の傷が広がり、炎症がひどくなることがあります。
3. 足に合わない靴を履き続けている
衝撃を吸収しない靴を履き続けることで、足底腱膜が回復する機会を失ってしまうことがあります。
4. 足のストレッチやマッサージをしていない
筋肉が硬いままだと、血流が悪くなり、治りが遅くなることがあります。特に、寒冷地の札幌市では、冬の冷えによって筋肉が硬くなりやすいため、ケアが重要です。
福住整骨院での足底腱膜炎に対する考え方│札幌市豊平区│福住整骨院
福住整骨院では、一人ひとりの症状に合わせた施術をご提案していきます。
・手技療法(筋肉の緊張を緩和)
・物理療法(痛みの軽減)
・運動療法(使い方の工夫により痛みの緩和・予防)
・テーピング指導
患部の状態によっては、足のアーチをサポートするためにテーピングを検討します。
足底に正しい使い方や感覚を加えることで足裏の認識力を上げ、脳への理解を促します。
4. ストレッチ・セルフケア指導
ご自宅でもできるストレッチングやトレーニング方法をお伝えし、1人1人に合わせた運動療法を考えます。
Q&A│札幌市豊平区│福住整骨院
Q1. 足底腱膜炎は放っておいても自然に治りますか?
A. 軽度の場合は自然に回復することもありますが、適切な検査・評価・処置などをを受けずに放置していると悪化し、慢性化することがあります。最初の一歩としては「自分の身体を知る」という観点から入りましょう!
Q2.接骨院での施術と病院での治療の違いは何ですか?
A. 病院では、適切な検査や処置に加え、痛み止めや外用薬、場合によっては注射などの対症療法が主になります。
福住整骨院では、手技療法や物理療法・運動療法を組み合わせ、痛みの軽減や再発予防を考えます。