TFCC損傷は三角線維軟骨(関節円板),手関節尺側側副靭帯および掌側と背側の橈尺靭帯などを含む尺側支持機構を三角線維軟骨複合体といいます。
TFCCは手関節尺側(小指側)の衝撃を吸収するクッションの役割と遠位橈尺関節の動きを安定または制御させる役割を持ちます。
TFCC損傷の発生機序は?
- 転倒した際に強く手を衝いてしまった
- 手関節の使いすぎ(over use)
- 変性がある場合は軽微な外力で発生することもあります。
TFCC損傷を放置してしまうと?
手関節尺側の痛みには様々な疾患があります。
例)有鈎骨骨折、小指屈筋腱損傷、三角骨骨折、豆状三角骨関節症、豆状骨脱臼・骨折、小指球筋損傷、尺側手根伸筋・屈筋腱鞘炎、ガングリオン、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)、尺骨突き上げ症候群、月状骨三角靭帯損傷、尺骨茎状突起骨折などがあります。
TFCCは、橈骨手根関節と遠位橈尺関節を隔て、手関節の掌屈・背屈・橈屈・尺屈・回内・回外を誘導しています。
進行によっては、筋力(握力)低下,手関節可動域の減少,前腕の回内・回外可動域制限が起こり、気づかないうちに、前腕の捻る動きを他の組織で代償してしまい、他部位にまで影響が出ることがあります。
福住整骨院でのTFCC損傷に対する考え方
TFCC損傷の診断には画像検査(レントゲン検査・MRI検査)が重要です。
TFCC損傷の障害部位や範囲の詳細を検討する為に造影検査を行うこともあります。
※整骨院での診断はできませんので、詳細な診断は整形外科を受診しましょう。
TFCC損傷と診断され、なかなか痛みがとれない、動かしいくい、力が入らないなど日常生活に支障が生じるなど、お困りの事がありましたら福住整骨院にご相談下さい。
手技療法・物理療法・運動療法の考え方としては、尺側部への痛みがなぜ起こるのかを施術者が考えます。痛む部位の負担軽減はもちろんですが、患部の痛みに焦点を置くのではなく原因を追究して再発しにくい身体作りのお手伝いが出来ればと思います。


